2006年5月27日 (土)

ジェネレーションギャップというもの

うちの嫁は私と同い年ながら専門学校に通っているのだけれども、クラスメートの大半は高校を出てすぐに専門学校に入った世代。すなわちだいたい干支で1回りぐらい違う。

そのクラスメートと話をしていて、最近聞いている曲、という話になったらしい。クラスメートの若い子達が「『じゅんれんか』いいよね~」「あ、俺も好き!iPodに入れてるよ」「私も~」みたいな話になったらしくて、うちの嫁は「へ~、いまナガブチ流行ってるんだ~」って思って聞いていた。

で「いまナガブチ流行ってるの?」って聞こうと思っていたのだけど、どうも話を聞いていたらそうじゃないっぽくて、言うのを辞めたらしい。勿論彼らの言う「じゅんれんか」は湘南乃風の「純恋歌」(2006)で、うちの嫁の言う「じゅんれんか」は長渕剛の「巡恋歌」(1978)なわけです。

うちの嫁はギリギリ言わずに済んだみたいだったけど、これを言ってるとどういうことになったかというと、「え?ナガブチにもそういう歌あるんですか?」「ねーさん、今更ナガブチじゃないっすよ」「ていうかナガブチって何すか?」「困るなあ、ナガブチ世代の人は」みたいな事になって、うちの嫁は「長渕ファン」「旧時代の遺物」「筋肉バカ」的な扱いを受ける事だろう。そして下手したら今後のあだ名は「好きです好きです心から」に決定。人生の落とし穴というのは身近に潜んでいるものです。

うちの嫁は別に長渕ファンでも無いし、1978年に音楽を聞いているような歳でも無く、長渕世代と言われるような世代でも無い。でもあわやそういうレッテルを貼られるところだった訳だ。若い世代からすれば大差無いように映るのだろう。内部的には大きな差があるものが、外部から見ると大差無いように見えることはよくあることで、そして時に非常に危険な事だ。

私も学生時代に塾講師のバイトをしていて、何歳も年下の高校生相手に化学を教えていました。その時に、「不動態を作るので鉄は熱濃硫酸に溶けない」ということを印象づけようと「宇宙戦艦ヤマトがガミラス星の熱濃硫酸の海に潜るシーンがあるのだけど、ヤマトが鉄で出来ていても不動態ができるから溶けないんだ」といったことを喋ったら、その後生徒から「ぼくらはヤマト世代じゃないのでそんな事言われてもわかりません!」と指摘された。彼らに対する教え方が適切でなかったという反省はもちろんとして、その時の私の正直な気持ちは「俺だってヤマト世代じゃねーよー!」というものだった。

ジェネレーションギャップの落とし穴は身近にぱっくり開いているものだ。時には楽しめるものでもあるけれども、時にはびっくりするぐらい深いものだ。どちらの立場からも、ジェネレーションギャップには気を付けよう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年4月24日 (月)

スキマスイッチ「チェリー」

FM802でスピッツの「チェリー」を色んなアーティストがカバーする「ACCESS!」というイベントをやっている。おかげで最近は会社の往復で最低2回は誰かの歌う「チェリー」を聴いている。

とは言っても、みんながみんな、素晴らしいカバーができているかというと必ずしもそうではない。当たり前だけれども、どうってことないカバーもあれば、ぐっと来るカバーもある。今まで聞いた中では、BonniePinkなんかが良かった。あと名前を把握し忘れたのだけど、かなりいいのも1つ2つあった。

そして何より、今日聞いたスキマスイッチのカバーが良かった。ちょっと泣いた。生で聴いたら号泣だっただろうなあ。これは素晴らしい。CD出すかネット販売してくれないかな~。

うちの嫁は「チェリー」が昔からお気に入りだったみたいだけど、私はこのイベントがあるまであまり「チェリー」という曲を認識していなかった。スキマスイッチの「チェリー」は最高。

前に聞いた椎名林檎の「スピカ」も良かったし、スピッツの曲は他の人が歌うと映えるのだろうか。おそるべしスピッツ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年2月22日 (水)

U2「How to Dismantle an Atomic Bomb」その2

CD車で通勤していることもあり朝晩は必ずU2のこのアルバムを聞いている訳で、ヘビーローテーションにも程がある。しかし飽きが来るなんて予感させないぐらい、聞くたびに新しい発見がある。久しぶりに聞き込む甲斐のあるアルバムに出会えて、本当に嬉しい。新しい曲を100曲聴くよりも、「これだ!」という曲を100回聴きたい私としては願ったりかなったり。

しかも、勿論個々の楽曲もいいのだけれども、アルバム全体としての完成度も文句のつけようが無い素晴らしさ。CDをかけるときは大抵Randomモードな私も、このCDでは順番に聞くしかない。むしろその完成度ゆえ、ボーナストラックの12曲目が非常に余計に感じて鬱陶しかったのだけど、だんだん映画のエンドクレジットのような存在に思えてきて、これはこれでいい感じになってきたり。

まあ要するに、U2が好きでしょうがないということです。

しかしおかげで、通勤途上で考え事ができなくて困る。(どれだけ好きなんだ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月20日 (月)

U2「How to Dismantle an Atomic Bomb」

U2がグラミー賞5部門を制覇!というニュースを聞くまで、そもそもU2がアルバムを出していた事を知らなかった。何よりU2が好きだったにも関わらず。歳を取るというのはこういうことなのかもしれない。CD_DVD

というわけでAmazonを覗くと、初回限定版(DVD付)がまだ売っていた。それを見た途端に正気を失ってしまい、気が付くとアルバムだけじゃなくてライブDVDも注文を終えていた。恐るべしAmazon。

しかも到着は注文の翌日午前中。私がこの注文をする事を事前に察知していたとしか思えない鮮やかなタイミング。ブラボー!と思わず叫ぶ自分にびっくり。恐るべしAmazon。

勿体無くて封を切れず、もう一つ注文しようかとまたAmazonにアクセスしているうちに正気に戻って良かった。写真は封を切る前の記念撮影。

興奮冷めやらぬまま、早速このアルバムを聞いてみた。・・・コメントの付けようが無い。感動した、という以上に言う必要があるのだろうか。素晴らしい。

10点満点で10点。実に満足。今日はいい日だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月14日 (土)

南こうせつ「妹」

別にフォークは趣味じゃないのだけれども、訳あってじっくり聴く機会のあったこの曲。

名前は聞いた事はあったし、なんとなくメロディも知ってはいたけど、そんな程度になんとなくしか知らなかった。この度改めてじっくり聴いてみたら、実にいい曲だった。

「どんな事があっても我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら帰っておいで」 これはエールの理想の形の一つだ。これくらい優しい言葉をかけあうことができる世の中になればいいと、心からそう思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月 5日 (木)

RADWIMPS「RADWIMPS2~発展途上~」

去年から気に入って聴いているアルバム。

まだ若い(らしい)ので、技術にしても歌詞にしても、粗を探そうと思えばいくらでもある。けどそれを補って余りあるものが彼らにはあると思う。

そのひとつはアルバムのサブタイトルにもある「発展途上」ということなのだけど、どんどんビッグになろうというハングリーな精神というよりは、もっと自由な姿勢で、自分達のペースで前に進もうという意思を感じた。

若さを隠すでもなく、必要以上に誇示するでもなく、自分達の若さや未熟さを含めてうまく表現できている、そんなアルバム。「等身大」という言葉の意味が改めて伝わってきた。

何度も聴いてたら泣けてきた。

彼らの公式サイトはこちら

RADWIMPSの持ち味が、これからも失われない事を祈って。

| | コメント (0) | トラックバック (0)